シルバーアクセサリーの製作工程 |
ひとつのシルバーアクセサリーが出来上がるまでには多くの工程があり、素材の手配からデザイン、鋳造、研磨など、ひとつひとつの細かな工程を丁寧に仕上げていくことで、完成度の高いアクセサリーが生まれます。 |
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| 下の図は、ひとつのシルバーアクセサリーを仕上げるための主な工程を表しています。例外はありますが、一般的にはこのような流れになっています。 |
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素材仕入れ |
地金部分となるシルバーをはじめ、天然石など、シルバーアクセサリーに使用する素材の手配にあたります。近年、シルバーだけでなくプラチナや金など貴金属全般が高騰していますが、価格の変動がある素材は、品質管理以外に仕入れのタイミングなども、重要な要素となります。また、天然石など個体差のあるものは、品質を見る目が必要となり、これは幅広い知識と経験がものをいいます。
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シルバーアクセサリーのデザイン |
デザインはデザイナーが描く場合と、クラフトマン(細工者)が描く場合とがあります。デザイナーが描く場合は、クラフトマンにデザインのイメージが伝わり、かつ、製図としても使用できる正確なデザインを描かなければなりません。また、デザイン通りに製作したアクセサリーが実際に強度的に長期の使用に耐えることも重要。デザイナーは製作のことも、しっかり分かっていないと務まりません。製作もできるデザイナーであることが理想です。 |
一点物細工 |
一点物を製作するクラフトマンには、技術力に加えて、高い表現力が身についていることが大切。どのような作りをすれば、依頼者(お客様、デザイナーなど)の意図するイメージが表現できるかを提案できなければなりません。また、一点物らしい高度な技術を要する表現も必要です。
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プロパー原型の製作 |
| 同じ商品を多数つくる場合はプロパー商品(量産物)として、元の型となる原型を作成します。原型はワックスで製作したり、原型用の合金(パラジウムや銅など)で製作します。プロパー商品はあらかじめ価格がはっきりと決まっている場合が多いので、細工者にはコスト意識も必要です。決まった予算の中でいかに完成度が高く、この後の鋳造や石留めなどの工程がスムーズに進むかを、よく考えた原型を製作する必要があります。 |
鋳造(キャスト) |
| プロパー商品の原型からとった型(ゴム型)から、製作する個数分のワックス型(模型)をとります。ワックス型をツリー状に組み立てたものを埋没し、鋳造します。キャスト工程において重要なことは、原型と同じ形状の鋳物を作ることなのですが、様々な要因により、欠陥が生じることがあります。巣ができてしまったり、割れや流れ不足が起こる場合があります。原因は、ひとつの原型のなかで形状の太さが極端に違ったり、細く先端が尖っているなどの形状の問題、炉のタイミングなどが挙げられます。欠陥のないしっかりした鋳造品を作るには原型に合った鋳造方法の選択、炉のタイミング、湯道のつけ方などの知識、技術が必要になります。 |
石留め |
アクセサリーやジュエリーに宝石を留めることを石留めといいます。石留めは天然石や宝石をシルバーなどの金属で留めることになりますので、宝石の硬度に関する知識と経験が必須となります。当然のことながら、柔らかい宝石は傷がつきやすく、へき開性の強い石はヒートショックや力によって割れやすいため、加工中にたいへん神経を使います。モース硬度が7以下の石はこすり傷等もつきやすいため、特に注意が必要です。モース硬度が高くても、へき開性の強い石は力の掛かる方向によっては簡単に亀裂が入っていまうことがあります。また、石留めは以上のような硬度に関する問題の他に、工学的な知識も必要です。同じ種類の留め方でも職人の腕がいいと、石は大変輝いて見えます。
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磨く(ポリッシュ) |
シルバーアクセサリーは丹念な磨きの作業が必要です。アクセサリーの形状や天然石の種類により、色々な種類の機械と手作業で時間をかけて仕上げます。
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